てんびん座17度 「引退した船長」A retired sea captain. もう後戻りできない過去への追憶、追想、後悔、反省、 もうやり直すことは出来ないけれど・・・、 考えをめぐらせることで思慮深さが培われます。 観察と分析から生まれる客観的な視座。 そして、すこしばかりセンチメンタルな水の感傷をふりかけて、 老船長は若かりし過去の栄光への想いや、 やらなかったことや、やらかしまったことへの後悔や、 言いたくて、言うべきだったのに、 言えずじまいになった言葉など、 失敗や後悔を胸の内側にかかえながら、 でもあまりひとに開示することはなく 堂々巡り、 ひとりで反芻しているのです。 船を降りた船長は、なにしろ時間だけはたっぷりとあるから。 役目を離れ、仲間からも距離をおき、彼は過去を反芻し、 記憶を整理しより分けて、いま流行りの回顧録を書いてるところなのです。 誰しも、今自分が属している場の中にいては、気づけないことがあります。 一歩退いてみる、 輪から出て外から内輪を眺めてみる、 距離をおいてみる、 立場がかわると態度も見る目もかわり、 本質に近づくには、内からと外からの2つの立場から見ることが必要なのです。
占星術師です。 介護・精神福祉関係の仕事をしています。 休日に占星術の鑑定や個人レッスンをしています。 なにが人間の幸と不幸をわけるのか、 生死 出会いと別れ 病気と健康 失敗と成功、 パターンやサイクルがあるなら、 その仕組を知りたいという、 大それた望みを抱いています。