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5月, 2014の投稿を表示しています

2014/05/31  ふたご座10度  「落下する飛行機」

2014/05/31 ふたご座10度  「落下する飛行機」An airplane falling. 机上の理論を、実際の世界で使える形あるものにする。無から有をうみだす力。チャレンジと集中力。冒険的でエネルギーが横溢して相当無理なことをやってのけるでしょう。野心的です。スリルと冒険、記録を破ることに喜びを感じ、ピンチをチャンスに起死回生の逆転で、軽快に走り抜けてゆく。自分のおもしろい!を追求することで元気になり、ひとも元気にしていきます。しかし、やりすぎ傾向の感もある。

2014/05/30 ふたご座9度  「矢で満たされた矢筒」

2014/05/30 ふたご座9度  「矢で満たされた矢筒」A quiver filled with arrows. 的を射貫く矢の勢いの強い意志。ターゲットを絞り込み狙いを定め、集中力で限界を突破する。鋭い知性と感性ゆえに、触れる人を傷つける激しさを秘めて、人間関係では傷つけあうこともありがちです。しかし、攻撃の矢は野心の矢筒に満たされており、その突破力で次々と着実な成果をあげていきます。

2014/05/29 ふたご座8度  「産業労働者のストライキ」

2014/05/29 ふたご座8度  「産業労働者のストライキ」An industrial strike. 持たざるものが、持てる者との間に出来た落差をくつがえし、上下関係の呪縛から自由になろうと戦います。鬱屈した不満を一気に解消させるための抜け穴を探す。いわゆるところの下克上、それは実は「落差」あるがゆえに生まれる高いポテンシャルによるものです。吹き出すエネルギーの強さが剣呑かもしれませんが、ブレイクスルーにはこれくらいは必要なサバイバルかもしれません。トラブルはつきもの、葛藤なき心に成長なし。傷つくことを恐れ ず、野心は押さえることなく前へと突きすすむ。

2014/05/28 ふたご座7度 「時代遅れの井戸」

2014/05/28 ふたご座7度 「時代遅れの井戸」An old-fationed well. 自分の力や培った能力を人のために役立てて、他者との交流を広げます。 水は生命の源泉であり、古い井戸は時代を超えて長い時を人々に共有されてきた財産です。 本当に価値あるものを手に入れてしまったひとは、多くのひとびとと恩恵をわかちあうべきであるという、意識の広がりを手にします。貢献とは、愛と思いやり。それは人間性に関わる考え方。 油田の掘削し石油を掘り当てた結果得た豊かさは、個人の領域にとどまるものですが、井戸から水が出てしまえば人に分け与えねばならない。 井戸は公共性の高いもの。水を独り占めしようとすると戦争になりかねません。たとえば砂漠で水のあるなしはひとの生死にかかわるでしょう。土に穴を穿ち掘り当てた井戸は、双子座の個人の領域をはなれ、人々に癒やしをもたらす命の水として機能します。しかし、双子であることに変わり はなく、そこにははっきりとした区別がある。上から与える側の目線が生まれ、持つものと持たざるものの間に落差を同時に作り出す。

2014/05/27 ふたご座6度  「油田の掘削」

ふたご座6度  「油田の掘削」Drilling for oil. 無意識の海の底に眠る資源を深く深く掘り下げる。 新しいことにチャレンジしていくこと、夢は大きく野心的な態度。ライバルを出し抜くことにしのぎを削る。ひとを出し抜いてあっと驚かてやろうじゃないか。どかんと一発ここで油田を掘り当てて、有利な立場に立ちたいと考えます。

2014/05/26 ふたご座5度   「過激な雑誌」

ふたご座5度   「過激な雑誌」A radical magazine. ひとびとが、社会に適応するために抑圧してきたあらゆる思い、それぞれの深層の欲望に語りかけ煽り立て扇動するかのように、キオスクに並ぶチープな雑誌たちは競ってアピールする。 重要なのはインパクト。おもしろおかしく刺激的であること、なにか、なんでもいいから刺激を!わくわくを!どきどきを!と、真実か否かは問題にされない脚色過多のゴシップやトンデモ話。つまりはそれは、知的な破壊衝動。刺激はいつでもマンネリ化してエスカレートしていくものです。 ひとは生きるためにドラマを創造するのか、生きることがドラマなのか。なにかを想像せずにはいられない。しかし、誰もが創造力を発揮できるわけではない。それでも、創造衝動はだれにでもある。創造のための破壊。

2014/05/24 ふたご座4度 「ヒイラギとヤドリギ」

2014/05/24 ふたご座4度 「ヒイラギとヤドリギ」Holly and mistletoe. ヒイラギとヤドリギも、モミの木も永遠のいのちをあらわす常緑樹。そしてクリスマスのシンボルであり、生命の木を象徴しているものです。名探偵ポワロやハリーポッターでもありましたが、英国にはヤドリギの木の下でキスをすると幸福な結婚ができるという伝承があるそうな。幸福感をよびさますシンボル、それは物心つく前のあたたかく守られて保護されていたころの無意識に眠る記憶。その無意識を呼び覚ますのは、生命の木。

2014/05/23 ふたご座3度 「テューレリー庭園」

2014/05/23 ふたご座3度 「テューレリー庭園」The garden of theTuileries. 形式美・様式美、古典的な美に注目し、それを探求し応用していく。古典文学、クラシック音楽、また茶道なども同様に形式にのっとったものですが。これらの世界を、基本を身につけることなく、最初から型を真似ずに訓練せずに、自由に遊ぶことはできません。それはカタナシと言って美とは呼べない無残なシロモノになってしまうかも。 世阿弥の花伝書の 守破離にあるように、まず最初に型を守り身に付けること。 型をしっかり自分のものにしたとき、はじめてそこから離れ自由になれる境地がうまれます。形式が生まれたのには理由があります。伝統として生き残ってきたものには、役に立たないポーズだけの決まり事は案外少ないもの。美の世界にこそ基本とルールは生きています。

2014/05/22  ふたご座2度 「ひそかに靴下を満たすサンタクロース」

ふたご座2度 「ひそかに靴下を満たすサンタクロース」 Santa Claus filling stockings furtively. 眠りの中で満たされるからっぽの靴下は、まだけがれなきたましいのうつわ。 サンタクロースは蝋燭の灯る闇夜に良い子の夢のなかにあらわれる。あこがれと期待は希望の光。まだ見ぬ明日を夢見て眠る、穢れを知らぬ素朴な子供の純真さ。 無意識の夢の世界から持ち帰るひらめきがサンタクロースの贈り物。

2014/05/21 ふたご座1度 「静かな水に浮くガラス底ボート」

2014/05/21 ふたご座1度 「静かな水に浮くガラス底ボート」A glass-bottomed boat in still water. 無意識の水の中から神秘の次元が立ち上がって見えてくる。好奇心で新しい次元の扉が開かれる。 興味津々、手当たりしだいのいきあたりばったり。あ、あれはなんだ!おお!うわあ!すごい!わーびっくり!安全なガラスのぞき窓の内から海底をきょろきょろ観察してる。未知の世界を探検するこどものような純粋な驚きの感嘆符。常に新しさを求めてバラエティを楽しんでいる。次から次へと興味が移りかわってゆくよ。

2014/05/20 おうし座30度 「古代の芝地をパレードする孔雀」

2014/05/20 おうし座30度 「古代の芝地をパレードする孔雀」A peacock parading on an ancient lawn. 言うなれば棚卸しあるいは店仕舞い、大決算セールのような大放出、とても派手です。とりあえず、派手に出る。おうしサインの要素のすべてをひとまとめにして押し出してゆきます。受け継いできた文化や伝統を総合し芸術として高めて排泄する。古風で豪華、時に悪趣味な濃さがとても個性的。 孔雀は生まれた時から孔雀でした。生まれた時からこの完成された美しさをもっていたわけではないけれど、苦節20年(涙)下積みの努力を重ね孔雀になりました!とい、いうわけでもないでしょうから。だから、どうしたって自分が美しい孔雀であることを感謝したりはできないのです。自然体の生まれた時から持っている豊かさや美しさは、それが失われた時にしか、価値を実感できない種類のものなのです。自然は、恩知らずめ!感謝しろなんて要求はしないんですから。

2014/05/19 おうし座29度 「テーブルの前の二人の靴職人」

2014/05/19  おうし座29度  「テーブルの前の二人の靴職人」Two cobblers working at a table. 成熟し今や老境に差し掛かった二人の匠が自分の価値観にそって仕事する。今という目の前のテーブルに、二人は材料をもちよって、二人の主張を出し合って、二人の持ってる材料を出し合って、すり合わせ、競い合い、新しい可能性を模索する。なつかしく馴染みある過去のキャリアのもたらす安定と安心も捨てがたい、しかし未来を視野に斬新な試みを!わくわくどきどきこころのままに飛び出す冒険の旅、初々しい好奇心、さてどちらが勝つか?過去と未来の選択の時。

2014/05/18  おうし座28度 「成熟したロマンスで求められた女」

2014/05/18 おうし座28度 「成熟したロマンスで求められた女」 A woman pursued by mature romance. ロマンチックなロマンスを夢見るこころを成熟した魂の中に住まわせる、「女」は受容性と感受性の豊かさをあらわします。本当の成熟、人間の感性には他者のもたらす新しい可能性が必要であることを知っている。 執着を離れるためには、離れようとするのをやめて、そのものにどっぷり浸りあきるまで執着することである、と老賢者は言いました。30度のうちの28度までくると、さても相当色々飽き飽きしてきそうです。そろそろ悟りの境地がひらけるころかもしれませぬ。

2014/05/17 おうし座27度 「ビースを売るインディアンの女」

2014/05/17  おうし座27度 「ビースを売るインディアンの女」  An squaw selling beads. 自分を含み、自分を超えて広がるより大きなものに吸収されて、無意識にそってその集合意識的な欲求に従っていくことは、人間が小さな頭で考えて自分の選択にたよる行動よりも、より自然にかなった生き方なのかもしれません。「自由な選択肢」というのは実は、より高いレベルから見ると自由がなく、生まれ持ったものに素直に従う生き方こそが自由で幸福な生き方につながっている、わたしがわたしがという我を離れることことそが、わたしが真に生かされる。そんなパラドクスを抱えながら、至らぬまでも試行錯誤を生きる毎日が、きっとすばらしいことなのだ。それが人間の体験として価値を持たせる。自我を捨てよ!というのもまた自我であるのである。自分で考えることをそれでもあきめらないというパラドクス。それが生きるという事だ。 あらまあ、どこにもビーズがでてこなーい。(*ノω・*)テヘ

2014/05/16  おうし座26度 「恋人にセレナーデを歌うスペイン人」

2014/05/16 おうし座26度 「恋人にセレナーデを歌うスペイン人」  A Spaniard serenading his senorita. スペインといえばシエスタ。人生の楽しみ方を知っているといわれるラテン系民族の代表選手がスペイン人。彼らは自分にとって価値あるものをよく知っている。そして、それを手に入れるための自分のスタイルを持っています。無理をしすぎず、少しだけ背伸びしてがんばることをつづけていく、それは楽しみながら自分を生かす生まれながらの才能。そう、それはきっと人生を楽しむ才能なのです。自分のために自分の才能を活かしていたら、気づいたらそれがみんなのためにもなっていた・・・それがおうしサインのもたらす最大の幸福なのかもしれません。

2014/05/15  おうし座25度 「大きく手入れの行き届いた公共の公園」

2014/05/15 おうし座25度 「大きく手入れの行き届いた公共の公園」  A large well-kept public park. 土と緑に囲まれた空間でひとはリラックスし、その場所で時におおきなひらめきを得たりします。ここでは人工的に作られた「自然」が、人々の日常に豊かさと充実感を与えています。個人の分を守るということと「みんなのためはわたしのため」という公共の福祉の精神についての度数です。ひとりでできることの充実感をあじわったあとでこそ、みんなで協力し合い分かちあう、本当の意味での大きな充足感を感じることができるのかもしれません。

2014/05/14 おうし座24度 「馬にまたがり骸骨の締め具を付けたインディアンの戦士」

2014/05/14 おうし座24度 「馬にまたがり骸骨の締め具を付けたインディアンの戦士」 An mounted Indian with scalp locks. 誇り高き戦士は自分にとって価値あるものを守るためだけに戦います。そして、戦いの装束をつけた馬上のインディアンは仲間を鼓舞し統率する。サバイバルを生き抜くための直感力と行動力、仲間を守る闘争力の覚悟と勇気をあらわしています。 地球上では全てのものが有限です。環境に恵まれた暮らしやすい土地は力の順に占められていきます。エンデの「モモ」に時間泥棒がでてきますが、奪い合いの世界に生きるとき、弱者はひとの命と等しい時間を強者に切り売りして生きるしかなくなっていく。誰であっても、怒るときは正しく怒るべきですし、闘うべき時にはしっかりと闘うべきです。自分をむやみに蹂躙させないということは自分のためでもあり、自分を害する当の相手のためでもあるのです。自分のためと世界のために闘うのです。

2014/05/13 おうし座23度 「宝石店」

2014/05/13  おうし座23度 「宝石店」 A jewelry shop きらめく宝石店のショウウィンドウは、成功の証として誰もが憧れるステイタス。 原石はあるがままの自然の姿。地表の全てを吹き飛ばし破壊する火山のパワーと、すべてのものを一つに溶かすマグマの熱の洗礼を受けて、長い時間をかけて冷えてかたまり、結晶化する原石たち。そして、宝石は原石の洗練された未来の姿。原石はまだ磨かれていない隠れた資質。持って生まれた微かなきらめきを磨き上げ、人々に認められて社会的な地位を得る。 生まれながらの才能に、本人の努力が加えられて成功する。持って生まれた豊かさよりも、その努力の結果をこそ、人々は賞賛するのです。

2014/05/12  おうし座22度 「荒れた水の上を飛ぶ白い鳩」

2014/05/12  おうし座22度  「荒れた水の上を飛ぶ白い鳩」White dove over troubled waters.  白は鳩は嵐の闇に導きの光を灯す純粋さ。人々を導く天啓のひらめき。信じる心と聡明さ。 どんなに混乱した状況にあってもわたしは大丈夫、わたしは自分を忘れない自分の家を忘れない。

2014/05/11 おうし座21度 「開いた本をさす指」

2014/05/11 おうし座21度 「開いた本をさす指」A finger pointing in an open book. 人間はだれもが自分の物語を生きている。だれもひとから与えられるシナリオを演じるだけでは満足しない。自分のシナリオを創作しながら、模索しながら生きている人生は謂わば実験場。 そして、物語の元型は神話と昔話に集約されています。子供が「おはなし」をせがみ安心して眠れるように、完成された物語には子供だけでなくすべての人を癒す力があります。その力は過去から発せられる癒やしといえるでしょう。 おうし座は自分が演じるその物語の舞台、土台がとても大切なものになる。自分はなんのためにうまれて、どこにむかい何をなすのか?それを知るためは、自分がどこからきたのか、自分のルーツは、根源はどこにあるのか?ということを探たなくてはなりません。 ルーツを知ることで自分の存在に肯定感が強められ、ますます持てる力を発揮出るようになります。家系図でそれが見つからなければ、産土神に求めるかもしれません。宇宙までとんでゆくひともいるかもしれません、もっとほかの場所に遡るかもしれませんが、求めればそれは見つかります。

2014/05/10 おうし座20度 「雲を作り運び去る風」

2014/05/10 おうし座20度 「雲を作り運び去る風」 Wind clouds and haste. 風と雲はかわりゆく人の世の変化をあらわす言葉として馴染みがあります。雲散霧消、青雲の志とか、雲霧仁左衛門はちがうか、あと風の噂、柳に風、月に叢雲花に風、風前の灯とか言ったりもします。そして、明日は明日の風が吹く。嵐の予感か、幸運の兆しか、いずれにしても大きな流れがわたしを運ぶときがきた。 タロットカードに出てくる雲の絵は、ひらめきやアイデアを象徴します。 さて、空の雲はどうやってできるのか? 水蒸気と塵と温度差で空の雲は発生します。 雨が降る前には風が吹く。風雲急を告げるなどと言ったりします。 雨の前の風の浄化、雨の水の浄化、雷の電気の火の浄化があって、土が形を強化する。

2014/05/09 おうし座19度 「新しく形成される大陸」

2014/05/09 おうし座19度 「新しく形成される大陸」A newly formed continent. 受け継いだ過去の資質をもとにして、自分独自の動きをはじめます。 新しい島が海から隆起する、その衝撃の変化は眼を見張るものがあります。無意識の海の底から顔を出した瞬間の、360度の大パノラマ!次の瞬間、烈しく打ち寄せる波。視界の広がりと、新世界からの洗礼のショック。海に洗われみずみずしく濡れた大地にやがて緑の植物と小さな生命たちの楽園が誕生する。それは多くの可能性をはらんだひとつの新しい生態系の誕生です。

2014/05/08 おうし座18度 「バッグを窓から外へ出している女」

2014/05/08 おうし座18度 「バッグを窓から外へ出している女」A woman holding a bag out of a window. 貯めこんで吐き出す、というサイクルがあります。窓を開けて換気することは浄化とチャージの象徴です。淀んだ部屋の空気を入れ替え光を取り込む。そして、空っぽになったらまた貯めこむのです。 バッグはわたしという器。わたしの中にいっぱいに詰め込んだエゴを捨て去り身軽になる。すっかり空っぽになったわたしのなかに清冽な初夏の風が吹き渡る。さあ、いまこそ意識の窓を開いて空っぽの自分を差し出すのだ。

2014/05/07 おうし座17度「剣とたいまつの戦い」

2014/05/07 おうし座17度 「剣とたいまつの間の戦い」  A battle between the swords and the torches. 剣とたいまつ、知性と決意、ひらめきとパワー、自分の内に2つの価値をあわせ持つ。葛藤の中でほんとうの個性を求めての試行錯誤する。偏見から自由になること、自分で自分の道を見つけることへの強い意志。こうして起きてくる摩擦や葛藤の体験はむしろ歓迎すべきかもしれません。その葛藤を撚り合わせることに成功したら、それは生涯失われることない財産になるのです。

2014/05/06 おうし座16度「神秘を暴露するために空しい努力をする年取った男」

2014/05/06 おうし座16度 「神秘を暴露するために空しい努力をする年取った男」  An old man attempting vainly to reveal the Mysteries. 本当の自分らしさ、その個性を形作るもの、自分自身の元になるルーツを探るための苦しい模索をします。 人から教えられたことや本に書かれたお話しの中にではなく、自分自身で探しだそうとあがきます。自分の信念に従って、、あれもダメ、これもダメ・・と既成の価値観を批判的になりがちで、気難しさが表面化しますが、その不屈の信念あってこそ、新たな可能性 を発掘することができるのです。

2014/05/05 おうし座15度「マフラーと粋なシルクハットを身につけた男」

今日の太陽はおうし座15度 「マフラーと粋なシルクハットを身につけた男」 A man muffled, with a rakish silk hat. さらなる成功を目指して、持てるものを利用し努力もして、上り詰めた結果手に入れた地位に満足しています。失敗は許されません。紳士はカッコ悪いことはできないのです。 粋なシルクハットは地位の高さと体面をあらわしています。 15度は30度の真ん中で頂点です。人生のマラソンでいう折り返し点。

2014/05/04 おうし座14度「模索している貝殻と遊んでいる子どもたち」

おうし座14度 「模索している貝殻と遊んでいる子どもたち」 Shellfish groping and children playing. 寄せては返す波の、満ちては欠月のリズムがあるように、人生にはサイクルがあります。自然の力に抗わず、力を抜いて緊張をとき、遊びの中で自分を育てる。そんな時間も人間には必要です。 その昔、貝殻は貨幣として流通していました。装身具として用いられたり、身につけた人の身分を示す身分証の役割を果たすこともあったそうです。現代人から見たら、ちょっと遊びっぽい感覚で、おもしろく感じます。子供の時に海であつめて遊んだ貝殻たち。あそびの中でもつるつるぴかぴかしたまるい背中の宝貝が、わたしには特別価値あるひとつでした。 人の一生も、大きな視点から見たときは、シュミレーションゲームの遊びのようなものかもしれません。遊びなんてふざけちゃいかん!って、真摯な紳士は怒るでしょうが。物事に対する真剣さはエレガントでうつくしいものですが、いちいち深刻になるのは時々滑稽であります。ユーモアが重要です。人生は夢、ただ遊べ! 遊びをせんとや生れけむ 戯れせんとや生れけん 遊ぶ子供の声きけば 我が身さえこそ動がるれ                           (梁塵秘抄)

2014/05/03おうし座13度 「荷持を運ぶ男」

2014/05/03 おうし座13度 「荷持を運ぶ男」A man handing baggage. 人よりたくさん持つことは、人よりたくさん失うということ。荷物を手放せば楽になると知っていてなお、手放すことなくたくさんの荷持を運ぶ男は、リスクも込みで全てを背負う勇気ある男であるのです。 13は突出性。出る杭にならずにいられない能力者。おうしサインは「I have 我、所有す」持てるだけ運べるだけのものを抱え込まずにはいられない。そして、もてば持つほど、それらを手放したときの空虚感は絶大なものになる。正しくおうし座が満たされていたなら、その空虚感はやがて開放感に変わります。まずはじめに、いい人のふりをして欲望を抑圧してはいけません。正しく発露させながら、他者と折り合う道を探るのです。

2014/05/02 おうし座12度「ウィンドウショッピングをする人々」

2014/05/02 太陽はおうし座12度 サビアンシンボル「ウィンドウショッピングをする人々」 Window-shoppers.  あれもいい、これもほしい!と目移りしながら品定め、迷うことは若さの証明。でもひとはいつまでも若いままではいられない・・。でも、今はまだ、たくさんの素晴らしい物を見て触れてみたい!いつか、たくさんの素晴らしい物の中から、自分だけの一番に出会う時を夢見て探し求めてる。   イメージの雲の中に、あれもいいなーこれもいいなーと「理想」が現れては消える。でもまだこの「理想」は「希望=欲望」の段階にとどまっているのです。このたくさんの中から絞り込み、一つを選んでそのなかに決意をいだき飛び込むことで、理想の現実化が実現します。 イメージありき。 すべてのもののはじまりには、まず最初にイメージがあるのです。

2014/05/01 おうし座11度「花に水をやる女」

2014/05/01 太陽はおうし座11度 「花に水をやる女」 A woman sprinkling flowers.  「この世にたくさん花はあるけれど、自分が大切にするたったひとつの花がある」 自分が自分で世話をして育てる。たぶんそのことがとても重要で大切なひとつのことなのです。 自分の星の自分の家に自分の庭を切り拓き、自分の畑に自分で種をまき水をやり世話をしたならば。 手塩にかけて開くその花は、格別に美しく気高い稀有なわたしの花となることでしょう。 星の王子さまのバラのように。  「あの花だけが、彼女だけが、君たち全部よりもたいせつだ」