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2015/11/03 さそり座11度 「救助される溺れた男」


さそり座11度
 「救助される溺れた男」A drowning man rescued.

「溺れる男」と「溺れるための水」と「救助する者」が登場します。
溺れるには水の中に飛び込む必要があり、
助ける側も水に飛び込むことで 危険を共有することになる。
 二人の人間が水の中にいる。
これは勇気ある行動でしょうか?
それとも無思慮な衝動的行動なのでしょうか。
助けるために飛び込む側は、知性ではなく、
多くは本能的、衝動的な瞬間の反応で動いています。
飛び込まれる水は情感であり、それは無意識に
人と人を結びつける愛情という接着剤です。

そもそも、はじめに
溺れている音はなぜ溺れていたのでしょう?
その男は人との関係を結ぶために、
積極的に自分を危機的状況に追い込むという究極の賭けに出た。
その呼びかけに応えた救助者が助ける者がいた。
助けを求めることと、助けたいと思うこと、
どちらが先か?甘えられ守られることを望む者と、
保護する相手を求める者は結ばれる運命にある。
助けたり助けられたりという関係は、概ね依存へとつなが りますが、
そこには間違いなく深い絆があるということです。

強い絆。愛と依存の関係、ただし、この賭けはリスクも大きい。

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