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2015/10/20 てんびん座27度 「頭上を飛んでいる飛行機」

てんびん座27度
「頭上を飛んでいる飛行機」
An airplane hovering overhead.


晴れた空を仰ぎ、頭上をゆく飛行機を見る。
個人を越えた高みにある何か、意識の高見を感じる時。
飛行機から地上を見る感覚と、地上から飛行機を見る感覚では、
距離感と広がりにおおきな違いがあります。
下からの視線は、広い空を飛ぶ飛行機に焦点が注がれ、
飛行機からは俯瞰図の、ひろがりすぎた広大な光景がある。

大きな視点から全体像を把握しようとすると、
日常の些細な出来事や個人的な事情には神経が回らなくなる。
些細なことにこだわらず大局を見る姿勢は知的なおおらかさ、
ですが、身近な人にしたらば、わたしにもっと注目してほしい!
かまってほしい!という欲求が生まれ、冷たい人との印象を与えるでしょ う。

スピ系では高い意識とか高次元という言葉をよく見かけますが、
高次元というとき自動的に反対側に低次元という発想が生まれます。
自分の意識を高めておかね!ばという考えは、
無意識の投影により他者に低次の意識を押し付けることになり、
どこからか抵抗勢力のような反発が起きて攻撃を受けることになる。
 あなたという飛行機を撃ち落として自分のものにしようというひとが現れるのです。
そんなときはどうしたらいいでしょう?
そのときはどう解決したらいいでしょう?
どうもしないのがいいと言われます。
わたしにはわかりませんが、
問題はない、解決する必要はないと知ることが解決法なのかもしれません。
 
 災難に逢う時節には災難に逢うがよく候.
死ぬる時節には死ぬがよく候
 是はこれ災難をのがるゝ妙法にて候   かしこ
 
 良寛 旅と人生 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典<ビギナーズ・クラシックス 日本の古典> (角川ソフィア文庫)
 
 
 
 

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