おうし座14度
「模索している貝殻と遊んでいる子どもたち」
Shellfish groping and children playing.
13度、「荷物を運ぶ男」は欲張ってひとりで仕事を抱え込み、
体力の限界、疲労困憊状態、もう無理するのはやめようと思うに至る。
14度にきて、ほどほどでいい、自分にふさわしいやりかたで、
落ち着きある人生を送ろうと決めました。
ほどほどをよしとするか、リスクを犯しても限界を突破するか、
それは本人が自分の価値観によって決めること。
限界を超えるまえに手を引くことは自分を守るために必要です。
欲張って拡張していく人生の中で痛い目にあって、
それをきっか けにほどほどの生き方に転換する人もいるでしょう。
でもそのほどほどの基準は人と比べることはできません。
安全第一で守りが強すぎても人生は輝きを失ってしまいます。
どんなときも子供のような遊びの精神も忘れずにいたいもの、
人生はドラマチックに生きなくちゃ、
大波小波どんぶらこっこ・・・
人生で知るべき重要なことは、子供の遊びのなかに既にふくまれている。
つまりは、人生は、真剣な遊びを生きる、ドラマチックなゲームのなのです。
昔々、貝殻は貨幣として流通していたそうです。
それはまだ金属が登場する前のことでした。
物々交換では持ち運びにも不便だし・・・ということで、
貝殻や骨、そして石などがモノのかわりに流通するようになった。
ただ、便利だからというだけでなく、
それ以前から貝や石や骨は、占いにも使われていたものです。
たぶん、古代の占いは支配層だけのもので、
下々の民には手の届かない価値ある貴いものだとされていた、
そういう背景もあったのかなーと、思って見てみると、
ただの貝殻を見るときも、ちょっと不思議気持ちがいたしますですね。
コメント
コメントを投稿