おうし座3度
「クローバーが咲いている芝地に足を踏み入れる」
Step up to a lawn blooming with clover.
大地に根付いた具体的な豊かさに恵まれて、
自分が生まれた場所で花を咲かせ、あるがままの豊かさを謳歌する。
努力して手に入れるのではない生まれつき与えられた資質の豊かさを、
主体的に受け入れていくことで開かれていく力。
揺るぎない土の上を歩む安心と、安全と安定。
そこには、目新しいことはなにもない。
種をまいたら収穫を得る。恵みを享受する。
緑の芝地に花が咲いて散る、そんな恵みをあたりまえに受け入れる。
それは自然体のしあわせ。
持って生まれた豊かさというのは、
本人にとってはあってあたりまえのもので、
ことさらに感謝を強調するのは帰って不自然なもの。
元々に愛あるところに、愛という言葉がないように、
もともとが豊かである者が、自分自身の豊かさを自覚するのは、
難しいもの・・・おうし座が欲張りで執着が強いとしたら、
その自覚の無さゆえなのかもしれません。
そして、言うまでもなく
クローバーは十字架を模した幸福の象徴であるのです。
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