うお座17度
「復活祭の歩道」An Easter promenade.
復活祭、イースターは、イエス・キリストの復活を祝う日
春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日
その日の朝は、
人々は早起きし新しい服を着て町に出て新しいサイクルを祝う。
イースターエッグとイースターバニー
復活祭は季節の切り替わる節目の晴れの日
ひとびとの無意識領域にアクセスして、
心の奥に隠された衝動を解放させるようなアイデアを考えつくよ。
人の心を煽り混乱も起こすけれど、
そのことが刺激となり、生命力を再生させる。
祭りのパレードが賑やかに通ったあとの歩道には、
目も当てられないほどゴミが散乱しています。
どの時代、どの国でもそれは同じこと。
普段の暮らしの中では、人だれでも他者の目を気にして、
後片付けのことを考える振りをして行動しています。
でも、祭りのときだけは特別なんです。
あしたできることは今日しなくてもいいじゃない、
まだ来ていない明日のことを悩み煩うことをやめ、
この瞬間をいま、おおいに笑い歌い踊り楽しもう!
人々が集ってごちそうを食べ大いに騒ぎ、
積もり積もった日頃の鬱屈を吹き飛ばし気を晴らす。
そうして元気を取り戻し、またたいくつな日常に帰ってゆく。
それが祭りというものでした。
神と人が一緒になりあそぶ祭りは、日本では無礼講といいますが、
この考え方は万国共通にあるとものだと思います。
テキトーにゴミが散らかり、雑草が生えた講演に地域猫が闊歩する、
そういう隙のある空間が癒しを生むのではないでしょうか。
あまりにきれいに整えられた環境は、息苦しく生きにくい。
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