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2015/02/06  みずがめ座17度 「ガードをしている番犬」


みずがめ座17度
「ガードをしている番犬」 A watchdog standing guard.

犬は境界に目を光らせて、
自分の領域を侵犯するものに吠えかかり警告します。

犬は古くからの人間の友と言われています。
主人の大切ななにかを外敵から守る忠実な犬。
守るべきものがあるところに番犬は置かれますが、
さて、番犬は一体何を守っているのでしょうか?

主人に誠実に尽くす、縄張り意識の強い犬ですが、
縄張りを主張することは自分の限界を宣言していることでもあるのです。
よく吠える犬は弱いというのは一面の真実を告げてはいますが、
吠えている犬が危険であることもまた事実です。

社会においての立場を維持しようと守りに入ると、
大なり小なり、個人の自由、個人の領分は侵害されてしまいます。
反対に、力を持った個人が弱者の複自由を侵すこともある。

自分自身の境界が侵犯されたことによるメリットは、
それを基準にして危機管理ができるようになることといえるでしょう。
新しい基準でもって、今現在もっとも最適な境界線を、
新たに引き直すための材料にできるということです。


死んだ主人の墓から動こうとしない犬や、
死んだ仲間や子犬に寄り添って離れない犬の姿に、
人間は心を打たれ涙します。
そうした犬の忠誠や愛情は美しいものですが、
それは同時に愚かでもあります。
人間は、その愚かで純粋な姿に人間が失った美を見るのかもしれません。


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