みずがめ座16度
「机に座っている偉大なビジネスマン」
A big businessman at his desk.
ビジネスマンはあたたかいオフィスの机に座り、
人々を扇動し人々を巻き込む作戦を練りあげるのです。
壮大なビジョンを地上に実現化しようと試みる。
そのためのネットワークを作り上げていきます。
大きすぎる理想は、人々の理解を得にくいものですが、
それににもかかわらず、ビジネスマンは周囲の協力をあつめ牽引する、
見えない独自の力をもっているのです。
それは、このビジネスがただのビジネスではなく、
新しい理想の実現のために進められるべきものであると、
周囲に感じさせ、納得させるなにかをこのひとがもっているからです。
それは、自ら夢を見て、それを人々と共有し、共に夢を見させる力なのです。
大局を見るとき人は、細部を見落としてしまう。
理想の実現に気を取られすぎるとき、このひとの心の動きからは、
人間らしい個人的な感情が離れていく。
遠くのだれかや他人にみせる配慮が、
身近な周囲の人には足りなくなる傾向があるかも・・・
遠くを見たら、足元も見なくてはなりません。
視点を変えることも、ビジネスには必要な要素でしょう。
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