みずがめ座5度
「先祖の委員会」A council of ancestors.
お陰様という言葉があります。
自分は一人であって一人ではないということを知っている、
北欧、幻のズブロフカ共和国のグランドブダペストホテルのおはなし。
架空の国の架空のホテル、大人のファンタジー。でも、結構残酷で重いんですよ。
「先祖の委員会」A council of ancestors.
お陰様という言葉があります。
自分は一人であって一人ではないということを知っている、
見えない支えに対する感謝を知ってるひとです。
自分を支えるネットワークの大きな意図を感じ取り、全体の一部としての自分を自覚し働きます。
そのときひとは個人の枠を超えて広がる意識の世界を見ることになります。
真の自立、本当の自由というものは、たった一人で成り立つものではありません。個であるためには全体の支えが必要であり、全体を構成するのもまた個であるからです。自分が自分がという我を外し、見えない次元で共鳴しあう意識の世界で築かれるネットワーク。そこには孤立も孤独も入るすきがありません。
Amazonクーポンで昨日観た映画「グランドブダペストホテル」
架空の国の架空のホテル、大人のファンタジー。でも、結構残酷で重いんですよ。
伝説のホテルグランドブダペストホテルの伝説のコンセルジュグスタフと、
新米ベルボーイのゼロのバディもの。(え?w
ホテルがいいし、街がいい!おうし座の乙女心をわしづかみです。
で、グスタフの軽薄ないいオトコぶりが、可笑しみと悲しみを誘う、
この男の人の魅力がなんか双子っぽいんですよね。
わたしは、双子座のもつ軽さの裏の暗い悲しみというようなのを感じました。
足元の闇が深く重いがゆえに、上の空で軽くならざるを得ないような。深読みしすぎでしょうか。
この凸凹コンビがなんかすごくいいんです。ゼロのセリフ「口説かないで!」っていうのが結構ツボw
それで、コンシェルジュの秘密結社があるんですよ。
鍵の会みたいなよくわからないけど、人種、民族、国の壁を超えたネットワークで、
高級ホテルのコンシェルジュのネットワークなんですが、
仲間の一人が無実の罪を着せられそうになったときに、
電話一本で、ネットワーク結集して、核心に迫るという機動力。これがすごくみずがめ座。
いやいやいや、思った以上に好みの映画で得した気分。
ウェス・アンダーソンさん99円で観ちゃってごめんなさい。
Amazonさんありがとう!でした。
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