さそり座25度
「X線」An X ray.
高い視座から物事の本質を見抜く、観察力と洞察力を身に付ける。全体を大きな視点で見ることと、結果からさかのぼり原因に関心を持ち、掘り下げて掘り下げて壁を突き破り、その先にある答えを導き出すこと。さそり座25度の探究心は目に見えるそのままの姿ではなく、その裏にある構造に意識を向けていきます。物質を見えない視線で透過して、その奥に隠された構造を見せるX線は、深層を正確に見透すことを象徴しています。
人間は自分の中に存在しないものを理解することは出来ません。物事の全体像を本当に理解するためには、自分の中にそのことの原因と結果、原因と結果の間にある各段階を体験的に知る必要があるのだと思います。統合化とはそういうことなのではないでしょうか。
しかし、自分の中にはないと思っていても、それを知りたいと願い、自分の中を掘り進み、掘り下げて掘り下げてゆくと、やがて集合意識と呼ばれるような、民族間に人類感に共有されるという知識の集積に、ほんの少しだけ触れることができる気がします。自分のなかを掘り下げてたどりつく、それも貴重な自分自身の体験なのです。
レントゲンが1896年1月23日に撮影した手の透視画像。骨と指輪の部分が黒く写っている。 http://ja.wikipedia.org/wiki/X%E7%B7%9A |
わたしは一番にさそり座の土星火星としし座の120度が目に飛び込んできたんですが、しし座の英雄の旅の最中だからでしょうか?!ものすごい集中力とどんどこ掘り下げる探究心、そしてそれを形にしていく激しいエネルギーを感じます。そしてもちろん太陽のいきなり笑い出す少女の顔は、協力者を惹き付けてやまない人間的魅力もあらわしている。水星の27度、頭上を飛ぶ飛行機も、研究者として素晴らしい働きを発揮した。空の高見から地上を見るような高い視座をもって、大局をつかむ。双子冥王星は13度カリスマ音楽家、しし座木星と60度、風と水のひとなんですね。金星が天秤1度ときたら、見るからに研究者、先生って雰囲気の方だったのかもしれません。
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