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2014/10/25 さそり座2度 「割れたビンとこぼれた香水」


さそり座2度
「割れたビンとこぼれた香水」
A broken bottle and spilled perfume.

自らの力を投げ出しゆだねることで、本来の力を発揮する。
美しい香水瓶が割れて、あたりに広がる香水の甘く濃い香り・・・
ロマンチックで優雅な光景が浮かびますが痛々しさも伴います。
嗚呼、美しかったビンは粉々に砕けてもう元には戻らない。

深い信頼関係に入っていくためには、過去と決別しなくてはなりません。
それは必要な犠牲です。
対立と障害が愛を育てる。そして、それは痛みをはるかに超える悦びをもたらす。
固いガラス瓶と、瓶の姿そのままにおさまる香水は、
土の器に従い形を変える水。
愛情を守るために硬く鎧わなくてはなりません。
そうです、 潔くきっぱりとすっかりきれいに割れるためには、
ガラスの硬度をぐんと上げる必要があるのです。
しっかりと押し出せる自我がなければ、
愛に向かって自分を開くこともできないから。

固い自我の殻が、互いの内面を守ると同時に、
こころの奥の深い淵での交流を阻んでいます。
殻を割るには、強い圧力が必要です。
抵抗が生む圧力が必要なのです。
 それは・・・
わたしを割って曝け出す。
だから、あなたも心を開け!という、圧力です。


さそり座の2は、1のバスで隣り合ったその人と二人きりになり、
親密さを深めていこうとするときに、現れる障害がありましたと。
それはとても貴重で繊細な香水瓶が割れるような衝撃で、
ひどいショックを受けたけど、そのことがきっかけになり、
ふたりはお互いをよく知ることができたよね、というストーリー。
つまり、雨降って地固まれり。

でも実は、瓶を割る原因は無意識に自分で作ってたのかもねー、
という強引さも匂わせている・・・、
そんな裏ストーリーもあったりなかったり。(どっちやねん!


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