てんびん座10度
「危険な流れを抜け安全な場所にたどり着いたカヌー」
A canoe approaching safety through dangerous waters.
ここでは困難に対して客観的な視座を手に入れます。
危険な状況を乗り切るためには情熱的な精神論より、冷静な思考が必要になるのです。自分の力では抵抗しようのない激流に巻き込まれ、生きる希望を見失うのは、巻き込まれることにより自分がいま居る場所を見失うからかもしれません。激しい波の水面は荒れ狂っていても、水に潜れば静けさにたちもどることができる。どんなときにもそのことを忘れないでいること。内面的な静けさを養い保つこと、そのために冷静な観察者を自分の中にもつ。自分の問題や他者の悩みを観察してその悩みの中に没入しないよう大きな括りで考えること、自分自身と感情を分けて考えてみる、そういう客観性をもつことが必要なのではないでしょうか。
Wild Truth
薬を使わなければならないような重篤で緊急な状態もあると思いますが、殊に精神医療に関しては首を傾げることが多いです。薬は人間の根源的な生命力とか、DNAにかかわるような部分において、あるべき自尊心を破壊してしまうんじゃないか、激流に巻き込まれたまま自分の人間性を見失い、ただ助けを求めて藁を掴むような、その藁がここでわたしが個人的にもつ薬のイメージです。
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