しし座14度
「表現の機会を待つ人間の魂」
A human soul awaiting opportunity for expression.
チャンスを狙っていた芸術家は、 これまでの経験を踏まえ、効果的に自分自身を打ち出して行くためには、それにふさわしい場所があるということを知る。想像力を衝動のままに溢れ出させるだけでなく、その場所に自らが立つ方法を真剣に求め、もっとっも効果的な自己表現の方法を探っていく。
表現の機会を待ち望み、境界の門番ケルビムの前に行列をなすたましいたち。どのたましいも期待に満ちて個であるよろこびにふるえている。人間には人間にしかできないことがある。それぞれが重なりあい、一片の弧として描く軌跡が大きな大きなひとつの円を形作っているのである。それぞれが個性を持ってそれを独自に表現していくことが、全体としての完成に至る道。それは、この世の地上の生活においてしか実現することができないことなのだ。人間として生きるということは、本来すべてがうれしくめずらしくたのしいことなのだ。
69年前の今日。昭和20年広島原爆投下時のホロスコープを見てみました。
テーマが大きすぎてまとめることができなかったのですが、それぞれに感じてみていただきたいと思い、中途半端な記事を残しておくことにします。
アセン:乙女座18度「ウィジャ版」丁寧に細やかに積み上げてきた積み木が突然崩され、積み木の裏に潜んでいた無意識の世界が表の顔と取って代わる。
MC:ふたご座17度「知力の頭に溶けていった健康の頭」バベルの塔が崩壊し、瓦礫の荒野に星星が輝く世界。すべてが強制的に刷新され、一度にいろんなものが流入してくる。
天王星・火星と合、火星ふたご座10度「落下する飛行機」アセンMCの支配星は水星12ハウス。
太陽はしし座14度「表現の機会を待つ人間のたましい」
冥王星しし座10度「早朝の露」
太陽冥王星の圧倒的な刷新力。
火星天王星の大鉈が振るわれて、全てを根こそぎにされた荒野、誰も逃れられぬ形で去勢終了がかかる。大きな力で魂ごとねこそぎにされた荒れ野を。しかし、広島の、長崎の、この日本という国の人々は、刷新力に変えてすべてをつくり変えていった。ものすごい強靭な柔軟性だと感動します。再生復興とは、もとに戻すことではなく、よりよく作り替え進化していくことなんだと、言う気がしました。
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