しし座14度
「表現の機会を待つ人間の魂」
A human soul awaiting opportunity for expression.
チャンスを狙っていた芸術家は、 これまでの経験を踏まえ、効果的に自分自身を打ち出して行くためには、それにふさわしい場所があるということを知る。想像力を衝動のままに溢れ出させるだけでなく、その場所に自らが立つ方法を真剣に求め、もっとっも効果的な自己表現の方法を探っていく。
表現の機会を待ち望み、境界の門番ケルビムの前に行列をなすたましいたち。どのたましいも期待に満ちて個であるよろこびにふるえている。人間には人間にしかできないことがある。それぞれが重なりあい、一片の弧として描く軌跡が大きな大きなひとつの円を形作っているのである。それぞれが個性を持ってそれを独自に表現していくことが、全体としての完成に至る道。それは、この世の地上の生活においてしか実現することができないことなのだ。人間として生きるということは、本来すべてがうれしくめずらしくたのしいことなのだ。
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