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2014/05/04 おうし座14度「模索している貝殻と遊んでいる子どもたち」

おうし座14度
「模索している貝殻と遊んでいる子どもたち」
Shellfish groping and children playing.


寄せては返す波の、満ちては欠月のリズムがあるように、人生にはサイクルがあります。自然の力に抗わず、力を抜いて緊張をとき、遊びの中で自分を育てる。そんな時間も人間には必要です。


その昔、貝殻は貨幣として流通していました。装身具として用いられたり、身につけた人の身分を示す身分証の役割を果たすこともあったそうです。現代人から見たら、ちょっと遊びっぽい感覚で、おもしろく感じます。子供の時に海であつめて遊んだ貝殻たち。あそびの中でもつるつるぴかぴかしたまるい背中の宝貝が、わたしには特別価値あるひとつでした。

人の一生も、大きな視点から見たときは、シュミレーションゲームの遊びのようなものかもしれません。遊びなんてふざけちゃいかん!って、真摯な紳士は怒るでしょうが。物事に対する真剣さはエレガントでうつくしいものですが、いちいち深刻になるのは時々滑稽であります。ユーモアが重要です。人生は夢、ただ遊べ!


遊びをせんとや生れけむ 戯れせんとや生れけん
遊ぶ子供の声きけば 我が身さえこそ動がるれ
                          (梁塵秘抄)

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